2009年06月14日

【第2日目の3 20090527】】いざ、K3次乗車。懸念事項の込み具合とか。


 K3次、モスクワ行の案内。その1。こうしてみると当たり前の風景。


 K3次、モスクワ行の案内。その2。待合室にて。


 改札(無愛想なのが難。ここは昔の中国らしい)を済ませ、コンコースより見下ろす。


 「赤じゅうたん(わたり板)のおもてなし」は高包に限らず全車共通。古風な号車札もふくめて国際列車の気分を盛り上げます。乗車するのは10号車、車号はRW19 551982。


 さて。
 K3次で朝の食糧調達のほかにもう一つ懸念してたのは「込み具合は如何なものか」ということ。高包は割とすいているような記録は読んでいたので、一人で一部屋使える程度には空いてるものかと思ってたのですが……車掌の案内でRW19に入って思ったのは「うわ、思ってたより混んでる……orz」。
 切符に明示され、最初に案内された10号車4番(II号室)には、怖そうな白人のオバちゃん(敢えてこう表現)が私と車掌を睨み付け、車掌に抗議してくる……。「東洋人の男性と一緒は嫌! 絶対に嫌!!」と云ってる様に聞こえましたよマジで。言葉は分かりませんけど。
 車掌は空かさず隣の部屋を示す。巨大なバックパックでソファを占有してるセルビア人青年が居る部屋です。そして上段を使えと指差す(自分の切符、下段指定なんだけど……)。

 この地点で、ちょっと欝になりました。いや、セルビア人の青年は良い人だと思いますし実際良い人でしたけど、モスクワまでこの乗車率だとちょっとヘコむってものです。白人ばかりだからみんなモスクワまで乗るのかな……。幾ら豪華なRW19でも相部屋で5泊はなんだかなぁ……。10万円近い運賃払ってるのにな!!(いやそれ、相部屋承知の運賃だから)

 先に結論出しておけば、混んでる理由はウランバートルまでの利用者が多いから。
 白人客が多いのでみんなモスクワまで通しで乗るのかと思いきや、殆どの客はウランバートル下車で、モスクワへは他の列車(多分ウランバートル→モスクワの5次。モンゴル客車)で移動する模様。
 同室者も(あのオバちゃんも)例外ではなく、ウランバートル下車とのこと……これ聞いて正直ほっとしました。

 それにしても最初に4番(II号室下段)を私が占拠してたら(或いは「この部屋の下段の権利は自分にある。同室は嫌だと不満を言うやつの方が出て行くべきだ!」と車掌に意思表示していたら)、あのオバちゃんは何処に行ったのやら? 

 とりあえず車掌氏に切符渡し(引換証は貰えず。まぁこの客車の定員なら無くても大丈夫)、部屋に荷物を置いてカメラだけもってホームへ戻り以下を撮影。



 K3次は大同までをSS3電機が牽引します。客車牽くのは珍しい運用?
 ところで、ホーム上乗り入れの黒塗り乗用車は何者?


 入換用に構内に待機するDF7G。架線の張り方に早くも欧州的情景を感じますが、背景の建屋がよくみると中華風。ここは未だ北京。欧州は6日も先にあります。


 隣にはとなんと希少機にして「専運機」のDF11Zが! こっちがK3次牽引なら最高に盛り上がったのに(笑)。この列車は秦皇島行のY509次で、客車も希少種24系の軟座車RZ24を連ねます。凄い組み合わせ! 乗ってみたい!


 希少車? RZ24。快速色なのが惜しい! ちなみに2000年3月、瀋陽→大連で乗った客車が今から思えばRZ24でした。当時は緑皮車で、25K編成(殆どがYZ25K)の中では異様に目立っていたことや、客室前後の通路が寝台車(18系)のように斜めになっていたことは忘れられません。
posted by 西方快車 at 23:09| Comment(0) | 2009年北京→モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【第2日目の2 20090527】北京站へ。



 泊まったレイルビューの部屋。¥2900だったと記憶。元来は小奇麗な部屋です。

 チェックアウト済ませてデポジット200元(中国じゃ大金)回収して、宿出たのが6時43分くらい。こんなこと細かく覚えておけるのもデジカメのおかげ。


 宿の周辺。北京站の裏手はまだこんな感じが残る。


 宿の周辺。未だに現役な人民車サンタナ2000.一昔前は中国で乗用車やタクシーはみんなこの型でしたが、北京では殆ど見かけませんでした。


 ところで。
 K3次で不安だったのは、朝7:45発なので北京での食糧調達に問題がないかどうか……。これは杞憂でした。駅の内外で公式非公式?の物売り多数。本気で多数です。
 朝食には野菜入りの饅頭と、玉子焼きはさんだ「餅」(写真撮るの忘れてました)調達しましたけど、冷静に考えたら24時間営業のマクドナルドの方が良かったかも。



 站前。賑やか! これでこそ中国!


 物売り。傘は何処から調達してきたのやら?


 站の吹き抜け。文革時代を潜り抜けて来た大站……。


 古風な待合室とか売店。風情があります。
posted by 西方快車 at 22:53| Comment(0) | 2009年北京→モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

【第2日目の1 20090527】朝の撮り鉄。釣果は大物?「0号高速総合検測列車」

 朝は列車の音で5時頃には目が覚めました。居てもたってもおられずカメラもって窓際へ。

送信者 20090527公開

 SS9GとDF4緑亀。日本から着たばかりだと「カマ」に飢えてるので何でも格好良い!

送信者 20090527公開

 徐州からの夜行列車。生活感感じられる夜行の硬座……。

送信者 20090527公開


 そして、大物がやってきました。中国版ドクターイエロー以外のなんと呼べばいいのか、この列車は!


送信者 20090527公開

 1号車。隷書のレタリングは日本人的には違和感。番号は「CIT001-01」

送信者 20090527公開

 2号車。番号は「CIT001-02」。

送信者 20090527公開

 3号車。番号は「CIT001-03」。屋上は投光機か?

送信者 20090527公開

 4号車。番号は「CIT001-04」。謎のアンテナ状屋上機器あり。

送信者 20090527公開

 5号車。番号は「CIT001-05」

送信者 20090527公開

 6号車。番号は「CIT001-06」。一番奇異な窓配置を持つ。

送信者 20090527公開

 7号車。番号は「CIT001-07」

送信者 20090527公開

 8号車。番号は何故か「CIT001-00」。

 予備知識なしでみたので本気で驚きました。
 まさかCRHシリーズのなかにここまで新幹線レスペクトに富んだ編成がありましたとは! カラーリングのみならず、「0号高速総合検測列車」というネーミングにも0系へのレスペクト感じるのは深読みしすぎでしょうか? 惜しいのはCRH5ベースということでしょうけど、これはこれで格好よいので良しとしましょう。
 ちなみに北京着5:00位。北京発5:09位のダイヤで折り返していきました。この種の列車で神出鬼没?でしょうから役に立つ情報かどうかわかりませんけれど。

 
送信者 20090527公開

 宿の窓からカメラ突き出して、適当にシャッターを押したら撮れた。北京站の構内を望む。

posted by 西方快車 at 00:00| Comment(0) | 2009年北京→モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

【第1日目 20090526】北京へ。中国もいまや、普通の国! そして経済大国?

 北京へ向かう便はJL789。成田発18時20分。
 航空会社便未確定のチケットを申し込み、JALに確定したときは小喜びしたものでしたが(ちなみに避けたかったのはアメリカ系。酒有料のクセに免税店購入分も含め持ち込み不可だから。「独占」禁止法違反で潰れりゃいいのに!)、時間は夕方発の夜着に確定……。安いチケットなんでしょうがないですけど、北京でK3次の切符受け取らなければならないので遅いのは厄介です。
 北京站近くのホテル着が23時過ぎても引き渡しに応じてくれるとのことですが、一不安残ります。

 この日は、午前中いっぱいまで最後の旅支度に、2週間留守にする分の録画予約用にRD(今なお現役のアナログ機XS-37)のHDDに空きを作る作業に忙殺。
 この地点で荷物はトランク大、トランク小、あと食糧や酒入れた大袋。
 自宅から某私鉄→京浜東北線→山手線と乗り継ぎ、京成上野発1520のスカイライナーに間に合わせます。ちなみにボッタクリなN`EXは論外、快速エアポート成田はトロいので除外、京成の一般特急もちょっと……京急の600か新1000の限定運用あれば車端部クロス狙いで乗ってみたいものですが。
 京成さん、スカイライナーの半分の料金で一般特急に固定クロスの「指定席」つけてくれませんかね?

 2年ぶりのスカイライナーのシートピッチの広さに驚き(この2年間、如何にロクな電車に乗ってないということ)、車内で昼飯済ませ(チューハイ3本消化)、のどかな田園風景眺めつつ、空港第2ビルへ。

 第2ビルで先ず1万円をルーブル(以下、Pと略。1Pは3.5円位)に両替。K3次ではロシア国境が深夜のため、両替のタイミングがなく苦労することを予見してのことですが、これは正解でした。1000P札と100P札にしか換えられないとのことでしたが、100Pの方を多めに入れてもらったのも大正解。
 次に事前に申し込んでおいたレンタル携帯電話を受領。飽くまで緊急連絡用なので、兎に角安さ優先で保険料のみ2週間で3000円強。機種は平凡な?GSM専用の通話+SMSオンリーの安っぽいNOKIAですけど、嬉しいのは充電器にほぼオールタイプ対応のコンセントアダプタがついてくること。中国のホテルの殆どには日本と同じAタイプで220Vがあることや、ロシアがCタイプであること、肝心のRW19客車がCタイプであることは知っており、Cタイプアダプタは用意してましたが、万が一ということはありますから。

 JALのチェックインはあっさり終了。座席も事前指定しておいたので気楽なものです。
 出国手続きなども続けて済ませ、ゲートを探すとJL789はサテライトから……とのこと。サテライトまでの目測500mほどの足は、なんと「電車」(新交通システム)でした。
送信者 20090527公開


 正直、動く歩道で十分なんじゃ……。下手すりゃ歩いた方が早いんじゃ……。

 JL789便のゲートには1時間ほど前に着。乗客は日本人よりも帰国or里帰りの中国人の方が圧倒的多数の印象。時間まではのんびり売店や免税品店を冷やかします。どうでもいいですけど、成田の免税品店の洋酒ってそこらの酒屋より高いですよね平均的に……。

送信者 20090527公開

 JL789便はB767。国際線にしては小型?

 乗ってみるとほぼ満席。しかし、窓際2列席の隣が何時までも来ません。2席占有の幸運感じつつ、離陸。
 最初に来たサービスで無遠慮にもヱビスを選択(JAL太っ腹!)。空けた頃にお楽しみの機内食。チキンorシーフードという選択だったと思いますが前者を選択。

送信者 20090527公開

 和食系。はじめ和食系じゃあっさりしてるから失敗かな……と思いましたが、流石にJALの和食は旨い! メインとサラダ以外に小鉢がつくのも嬉しいですし、別付(写真で紙に包まれてるやつ)のご飯も、後から注ぎに来る味噌汁も嬉しい♪ 美味しく頂き、トレー返すときにゃ「美味しかったです! 次もJALにしますっ!」とCAに訴えるほど。ちなみにデザートの抹茶ムースもなかなか。
 2本目のヱビス空けて、隣席が空いてるのいいことに後部ギャレーに何度もコーヒーお代わり貰いにいって、何時までも暮れていく西の空を眺めつつ、入国書類税関書類保健書類書いてあっというまに北京着21:15。時差加味して4時間弱ってところ。

 さて、ぞろぞろと降りようとしたところで防疫部隊……が乗りこんできます。カサンドラクロスって古い映画思い出してちょっと不安にもなりますが、新型インフル対策ですから致し方なし。幸いにも異常者はなかったようで降機継続。


送信者 20090527公開

 北京首都空港第3ターミナル、ここが中国の第一印象ってことになるのでしょうけど、その規模と小奇麗さとガラス張りの壮麗さに圧倒されました。思えば中国は二度目で前は9年前の大連ですから、北京と地方都市の差とか、9年間のかの国の経済成長率とか考えたら感じるのは「別の国」以外のなにものでもありません。
 空港のターミナルビルなんてコケオドシ……という疑念も感じつつ入国手続き。普通に笑顔の応対。
 ひょっとして、中国って凄く普通の国なんじゃ……? と思いつつ、荷物受け取りに成田に引き続き空港内の「電車(新交通)」に乗り込みます。

送信者 20090527公開

 まっとうな連結器をもち、連結運転に対応しているところ中々本格的な鉄道っぽい感じ。走行距離もなかなかのもので、確実に移動に「電車」が必要な距離です。カーブやら勾配やらポイントやら何箇所もありますし。

 荷物受け取り。少し時間掛かったのでちょっと不安に。明日の朝7:45北京站発ですから、ロストバゲージやられるとダメージは致命的に。少し待ったら出てきましたが。

 そして人民元への両替。K3次の切符は6120元(+南風さんへの手数料)を人民元払いなので11万円を一気に両替。正直、疲れました。
 空港内だからかどうか知りませんけどレート思ったより良くないし(かといってこのスケジュールだと空港内以外じゃ両替できない。日本での両替は論外)。一応、中国だとレートは一律と聞いてるんですけど。1元が15円以上16円近くだとちょっと欝です。なまじ金額でかいですから。
 11万円分の人民元はどさっと重い、赤い札束(暫く毛沢東の顔見たくないです……)。
 ちなみに荷物検査も殆どスルー。菊の紋章の旅券だからってことはないでしょうけど……。

 この地点で22時。お次は市内への移動。機場快軌は第3ターミナルからだと回り道になるので、夜景も眺めたいので運賃も安い空港バスを選択。これがやや失敗?

送信者 20090527公開

 そこそこ暑いのにエンジンかけて冷房まわしてくれず、車内は日本の空港バス同様の詰込仕様(多分前後12列)。空港バスに関してはゆったりシート(前後10列)の台北の方がずっと良かった(笑)。出発は22:20なので暑く狭く暗い中で待たされます。

 でも、走り出してしまえば快適。
 そして北京が空港だけのコケオドシでないこともはっきりしてきます。そこそこ緑が多く、郊外にも大きなビルもある。機場高速は広々。
 市内に入ってみると、23時近くなのに賑やかな商店、行きかう市内バスや連結のトロバス、バスやタクシーもことごとく小奇麗な新車ばかり。そして日本にはないような立派な街路樹。
 北京って凄く、小奇麗な街なんだなと認識。
 で、中国って実は結構豊かな世界第三位の経済大国なんじゃないかと、再認識……。

 何箇所か停留所止って23時丁度に北京站前に到着。ライトアップされた站を見上げ、宿の客引き無視しつつ、今晩の宿にして、K3次の切符引渡し箇所の北京中安賓館へ。

 ええと、探すの凄く苦労しました(しかも荷物もって蒸し暑い中で!)。夜着便でこの宿泊まる人は覚悟しといた方がいいです。治安は悪くはなさそうなんですが、兎に角暗い! 宿探すのに20分は站周辺歩き回ったでしょうか。一応宿の案内看板はあったんですけど、暗いので良く見えない……。おまけに思ったよりも胡同の奥のほうにあります。幾らなんでもこの先にはないだろう……と思った先にありました。ただ、宿自体は思ってたよりも大きめです。

送信者 20090527公開

 こんなところです(翌朝撮影)。日があるうちなら雰囲気あっていいんですけど。

 宿では、上海南海旅游さんから委託された北京の旅行会社からの方が待っててくれました。中国の若い方ですが、日本語堪能で安心。
 早速切符の引渡しと、大量の人民幣との引き換えです。札を60枚以上数えるなんて日常生活ではない機会ですけど、レジとかやってると日本でも普通ですよね冷静に考えると。自分で数えて渡し、先方でも再チェック。
 その後宿の方のチェックイン。「デポジット200元」というのを宿の小姐(中華圏の国だと必ず小姐ですよねフロントとか帳場って)も伝えられず、旅行会社の人もなぜか伝えられず、こちらが「でぽじっと?」と聞きなおして初めて理解してもらえました。中国だとデポジット取られることがあるという予備知識なかったらキツかったでしょう……。
 明朝のモーニングコールを5時半に頼み、日が変わるか変わらないかのタイミングで部屋へ。中庭はさんだ奥のほうの4階(エレベータなし)。中庭にはビール呑んでる白人数名……。

 部屋はなんと「レールビュー、ステーションビュー」でした。北京站発着の列車を眺め放題! これなら4階でも不満はありません。問題は深夜も続く発着が気になって眠ることができるかどうか? 寝坊即死亡なスケジュールですからこれはシビアな問題ですよ。
 0時までという売店で急ぎ8元の燕京ビール購入。高いと思いつつも宿の外に出る気力は沸かず。シャワー掛かってかきまくった汗流し、夜の站眺めつつ一本ラッパのみ。
 テレビはCSなのかケーブルなのか分かりませんが結構多チャンネル。KAKUだと日本のアニメ(犬夜叉や家庭教師Hitman)やってましたけど、確か中国で日本製アニメは解禁されたんでしたっけ? まぁ現地マニアはみんなネットで字幕版観てるそうですが。あとは時代劇(勿論中国の)さらりと観たり。テレビ時代劇って文化は日本と中国とあと韓国くらいなんでしょうかね?(英国のモンティパイソンは違うと思う)。
 
 ちなみに宿そのもの部屋そのものは小奇麗・清潔です。冷房もがんがん入る。あと窓は二重なので閉めてると音は気になりません。もちろん、鉄な私は窓開けっ放しで鉄道音聴きながら寝ましたけど。
 難点はバスタブなしシャワーのみということと、そのシャワーのヘッドが上部固定なので、体を洗いにくいこと。なお、有線無線のLANがあるのですが時間なくて使う機会なし。

 寝たのは、なんだかんだで1時前でした。

送信者 20090527公開

 深夜のステーション・ビュー。大型電機が待機してるあたりは日本の「鉄」には刺激が強い……。

送信者 20090527公開

 CRH2が目の前を流れていく。
posted by 西方快車 at 20:39| Comment(0) | 2009年北京→モスクワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

【準備篇】いよいよ出発ですが……前日に驚きの事実が!


以下、5月25日(出発前日)付、別ブログへの投稿を転載。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 北京⇔モスクワ間の国際列車3/4次に関する情報集めは主に中国鉄道趣味系のサイト・ブログから行っていました。「中国 国際列車」みたいな感じでググる、と。
 当然ですが、情報量は少なめです。中国発着の国際列車はシベリア鉄道とか、「ロシア号」ほどの知名度はありませんから。

 ですが、たまたま「シベリア鉄道 食堂車」のようなもう少し一般的な用語で検索してみると3/4次に関しても旅行記などそこそこ出てくるものです。しかも今まで見たことなかった日本人によるモスクワ→北京の4次のレポートまで。どうやら世間の認識としては国際列車3/4次は「シベリア鉄道の北京行版」ということなんでしょうか。

 それでもって、呆れることに出発前日になって判明した事実が多々……。

・ボロいという噂のあったロシア持ちの食堂車(3〜6日目に連結)は、或る時期からかなりおしゃれな車になっている模様。
 メニューにあんまり選択の余地がないままなのはソ連時代のままのようですが、元々外食に関しちゃ優柔不断でメニュー選ぶの苦手な上、ロシア語のメニュー読めないので、選択の余地はあんまりないほうが楽でしょう……たぶん。あと、高い高いといわれる価格ですが、日本円換算で北斗星パブタイム位かなという認識をしました。それなら1日1度なら通えるってもの。味は食べてみなけりゃわかんないですね。
・モンゴルの食堂車(2日目連結)は、水戸岡氏が逃げ出すほどにウッディーで派手派手な素敵なインテリア。ちなみにモンゴル国内では食堂車だけではなく、駅構内でも米ドルが使えるらしいと。
・RW19高包車の洗面所(個室2室で共用)は、実はシャワーとしても使える! これは大きいですよ。風呂なしで6日過ごすこと覚悟してましたので。まぁ過大な期待は禁物ですが。
・ロシアの食糧調達事情(駅ホームの出店・売店)は実はかなり良好らしい。ちなみにピロシキ大好き♪ 韓国製カップ麺も嫌いじゃない。それにソーセージや魚の燻製も旨いらしい……これは寧ろ楽しみです。ウォッカも車内で購入できると。

 というわけで、全部よい意味の判明事項というオチ。
 まぁ現場で「あれ?」ってこともあるとは思いますけど、それもスパイスってことで致命的でない限りは。
posted by 西方快車 at 19:26| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】北京〜モスクワ間 国際列車3/4次について

以下、5月23日付、別ブログへの投稿を転載。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇



http://rw19.net/index.html
 「北京−モスクワ国際連絡 第3/4列車」

 上記サイトを見て以来、国際列車3/4次へは憧れっぱなしでした。確か2007年頃だったと思います。
 6日間乗りっぱなしであるということ。重厚なインテリアでとても1995年製とは思えぬ中国もちのRW19寝台車。そして乗車距離や所要時間に関わらず割安な?運賃……今はそれなりに高くなってしまいましたが、それでも距離と設備からすれば何とか手が出る水準です。観光用オリエント急行(VSOE)のふざけた料金は論外としても、日本国内やアメリカ国内、或いはロシア国内よりも割安なんですから。
 
 そう、この北京⇔モスクワ間列車にはワゴンリ寝台車末期のオリエント急行(パリ⇔イスタンブール)にも通じるものを感じたのです。豪華な特別列車でもなんでもない唯の急行列車であり、多数の2等車にぶら下がる豪華な?ワゴンリ寝台車も「1等運賃(東側は安かった筈)+寝台料金」のみで利用できた、あのよき時代(1960-1970年代?)の。
 時代に取り残された小汚い古びた、されど豪華な客車。
 映し鏡のごとく、洋の東西が逆転しますけど、どこか共通する魅力は感じられるのですね。
(もちろんサービスとかに過大な期待しちゃいけない、ということも含めて。でも不便とか不都合こそエキゾチズムでもありますが。許容範囲はありますけどね)

 さて。
 今回は「たまたま、やや不本意にして」時間ができたことで、憧れに挑んでみることができた由。この列車ならこの車に乗らなきゃ意味がない?中国版ワゴンリLX20?なRW19の切符(軟臥高包)も確保できました。
 幸いにも季節は初夏。高緯度な沿線ですから、景色眺められる時間も長いことでしょう。
 何もかもが、楽しみです。
posted by 西方快車 at 19:12| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】アキハバラ買出し紀行

以下、5月23日付、別ブログへの投稿を転載。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 木曜日、代理申請頼んでたロシアビザの引取り(どんぐりツアー殿)とモンゴルビザの申請(モンゴル大使館直接)。文字通り走り回る。
 乗車する客車(RW19)の個室内コンセントがCタイプ220Vという情報を得。Cタイプアダプタを調達。
(ハズレで違うタイプだったら、最悪な事態に……)

 金曜日、ロシアの国内鉄道切符をオンライン予約しようとして、何箇所の関所を越えるも最後の決済(VISA……「西側」のシステムでしょ!)でエラー。3時間以上悪戦苦闘しても駄目。最悪現地購入……キリル文字での筆談しなきゃいけないのか……(発音はもっと自信ないから)。

 土曜日、旅行関係の秋葉買出し紀行。
 ・予備のデジカメ
  (普段のデジ一眼と違って、少しは隠匿性の高いやつ手軽に撮影できるもの)。
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/s520/features01.htm
  ニコンS520.中古¥11800也。バッテリ劣化してないこと祈るのみ。SDカード2GB。

 ・酒
  (せっかくなので、普段呑みより少し高いやつ)。
  http://kakaku.com/food_drink/ss_0016_0026/0005/0005/S0000029897/
  アキデバセレクト館にて、上記サイトより¥100安く購入。
  (白酒やウオトカも大好きだけど、車内で入手できないリスクも高いので)

 ・車内用の「少し痛め」のマグカップ
  (中国やロシアの客車ではお湯が貰えるので、マイカップは必携)。
  迷った挙句、以下がアニメイト秋葉原店で何故か売れ残って奇跡的に在庫してたので購入。
  http://www.littlewitch.jp/news/c69/c69sp.htm
  上記ページの一番下のやつ。云われなきゃ版権元分かんないよな???
  ちなみに購入は2個目(笑)。新規に買ってきたのは保存用に。

 ついでに、先の課題。
 北京着が21時過ぎ。市内着は23時。しかし翌朝は7時には出る必要がある。食糧の買出しが大変に不安。北京駅の売店事情が気になる。最悪日本から持ち込みか?
 あと、北京の宿に到着が遅くなることを英文か中文のメールで伝えないと。

 北京→モスクワ間の運賃が現地で人民元払い。それなりの金額なので切符引渡しの火曜日地点まで円高(ドル安=人民元安)が続くことを祈るのみ。
posted by 西方快車 at 19:09| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】準備だけで一苦労。北京発シベリア経由モスクワ行

 以下、5月18日付、別ブログへの投稿を転載。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 以下の話を伝えやすくするため、先に行程出しときます。
 成田発、空路で北京。北京で1泊。
 北京発毎週水曜7:35発のモスクワ行き国際列車3次に乗る。5泊6日。
 モスクワで1泊。流石にまともにホテル泊まりたいですから。
 モスクワ⇔サンクトペテルブルグを夜行列車で往復。
 モスクワ⇒北京の帰りは流石に飛行機で。
 北京で1泊か2泊して、帰国。


 旅行慣れしてる人から見ればそんなに突飛なルート・行程ではないはずなんですが、障害は幾つもありました……。

・北京発モスクワ行きの切符を確保する。週に1便。しかも乗りたい特等寝台(高包)は定員18名が2両で先着36名分しかない。
⇒上海の旅行代理店(日本人経営)に手数料払って購入してもらいました(後から調べたら、北京にも日本人経営の旅行代理店があり、そっちの方が手数料安かったというオチ……こればかりは調べなかった自分が悪いですし、まぁ取れたから良しとしましょう)

・ロシアのビザを取る。なんだかんだでソ連時代とそんなに変わらず、個人旅行でのビザは取りにくいまま。事前に宿泊先とか日程とか全て決めて専門の旅行代理店に依頼する必要がある。
⇒何とか解決(ロシアビザでググれば…)。国内で日本語で解決したのは助かりました。

・通過するモンゴルのビザを取る。こっちは申告だけで取れるんで楽勝……のはず。
⇒ビザを取るためにはパスポートを預けなきゃいけません。これがモンゴル1国とかロシア1国とかだと問題にはならないんですが、2国が絡むと異様に面倒。パスポートを預ける期間も含めてスケジューリングという面倒になるわけで。
 ロシアもモンゴルも観光短期ノンビザにしやがれ! とまで云いませんけど、せめて即時発行ディフォルトにしてほしいもの。
(これ思うと、2003年から観光2週間ノンビザになった中国って凄くふつーの国です)
 ちなみにロシアのビザ出るのが水曜日で、木曜日にモンゴルビザの申請に行って仕上がるのが出発前日の月曜日(緊急扱)。流石にモンゴル大使館領事部にそのスケジュールで大丈夫かどうかの確認までしました。
 というわけで、まだ作業は残ってます……。

・モスクワのホテルを取る。モスクワはホテル不足が慢性的で、平均的に高い! (多分)東京より高い!! 高いとこか、ユース系しかない。
⇒思い切って、高いとこで思いっきりネット予約で割安になってるところを探しました。中国から特等寝台で入るのに安宿は悲しいですし。夜行5泊の後にドミトリーは論外……。
 結果、市内中心部のクラシック系(好きなんですよ。古い宿は)五ツ星ホテルを「納得いく価格(税サ込¥24300)」で予約することに成功したのでした。まぁ、そこに辿り着くまでにホテル予約系サイト5つ位ハシゴしましたけど。同じホテルでも2倍位するサイトもあったりで笑えました。
 ちなみに宿代は既にカードで払ったので、夜行5泊後のムサい姿でも拒否はされないはず……。

・モスクワ⇒北京の帰りの「片道」航空券を確保する。概ね片道航空券は割高(往復より高いのが相場)。しかもモスクワ発を日本で発券するなんて。現地で発券…も情報ないのでリスク高すぎ。ちなみに北京経由モスクワ行の中国国際航空のPEX¥45000で、北京→モスクワの途中破棄はあっさり駄目と言われましたよ、ええ。
 あと、モスクワ→北京の見積もりだしたら、正規で¥140000ほど掛かるという凄い返事が(要は行くなってこと?)。
⇒航空会社が直に売ってるチケットは高いのが相場。ですが、駄目元で中国国際航空のサイトでモスクワ→北京の片道運賃(もちろんY)を検索掛けてみました。
 ¥37,700.00
 一瞬見間違いかと思いましたが、377万円の訳はないので(ファーストクラス貸切?)、37700円で間違いないんでしょう。空かさず予約。しかし、eチケットが手許に来るまで信じられませんでした。
 取り合えず、助かりました。ここが高くつくと旅行そのものを断念しかねなかったので。

 ちなみに件のサイトで日本乗り入れ便の運賃検索すると、いわゆる正規運賃の凄い数字が出てきます。モスクワ⇔北京間とかは「中国人料金」なのかもしれません多分。

・モスクワ⇔サンクトペテルブルグのの鉄道乗車券を確保する。英語のサイトで時刻の検索はできましたが、運賃・料金の検索が出来ず難儀……。幾らか分からないと動きようがないので。
⇒2chのロシア旅行スレッドでその辺愚痴ったら、なんとロシア国鉄の公式サイトで運賃料金の検索だけではなく、予約まで出来るところを教えてくれる方がおりました(大感謝)。しかし、ロシア語のみ。翻訳サイト辞書サイトの力を借り、何とか検索できるところまでこぎつけました。まぁコレくらい出来ないと現地で動くのはもっと困難ですから、日本で予習出来て万々歳でしょうか。
 こうなりゃ、カード決済まで頑張るしかないですね。
 ちなみにモスクワ⇔サンクトペテルブルグ間は夜行列車が「カシオペア」「トワイラ」相当の豪華列車から、「ながら」相当の貧乏列車(但し、全3等寝台。片道のお値段は18切符1枚分相当)まで片道10本以上あるという夜行銀座。或る意味鉄道特異点。

・北京のホテルを予約する。いや、これは元来難易度低いんですけど……(そもそも中国は安い。あと供給過剰)。
⇒最初の1泊目は、とにかく北京駅に近いことを必須条件で選びました。7:35発に間に合うこと考えるとシビアにならざるを得ません。幸いにも北京駅裏手で安いところ(¥2900)がすぐ出てきたので迷うことなくそこに。
 問題は、モスクワから戻ってきてからの泊まり場所。供給過剰(オリンピックで調子に乗りすぎ?)だと、却って選択の幅が広くて困るんですよ。
 最近は四合院という明清の頃の邸宅を改装しホテルにする商売が流行ってるみたいなので、面白そうなのでその手の宿から何とか2泊2箇所を選び抜きました。四合院ホテルもピンキリ(5ツ星からユースまで)で、それだけなら兎も角、料金に見合った質もピンキリのようなので、選択は慎重にならざるを得ません。ハズレでないこと祈るのみ。
 ちなみにTRPG系の女友達に「昔の中国のお屋敷に泊まるんだよ。十二国記とかふしぎ遊戯とか彩雲国とかの雰囲気なんだよ!」とか自慢したところ、「何か出そうで怖い、自分は絶対イヤ」とか返されました(苦笑)。

・成田⇔北京の航空券を取る。これも難易度は低い筈……。低いはずでしたが、モンゴルビザの発給日から規定される出発日の5月26日(火)に限って「どこも満席」といわれる理不尽!
⇒北京便は火曜日は本数少ないので他の曜日に比べて取りにくいとあとで知りました。ちなみに取れないのは最低運賃(往復2万円とか)狙いだったからで、少し高い(往復3万強。但し燃油とか空港税込)ので妥協すると取れるという理不尽。でも、激安の2万円とかのチケットは燃油とか空港税別なので、冷静に考えると誤差レベルなんですよね……。
 ちなみに、一度オンラインで予約したチケットで名前の入力ミスり、危うく搭乗・出国できないところでした。某HISの悪口云う人多いですけど、このレベルの指摘とフォローはしてくれることには取り合えず感謝。いや、一度取り消しての再予約だったんで、マジでドキドキものだったんですけどねぇ。
 勿論、悪の根源はこの程度の事で柔軟な対応できない法務省のバカ役人どものせいなのは云うまでもありません。一文字のスペル間違えた位でグタグタいうなよ税金ドロボウどもが!

 そんなわけで、手軽なオンライン予約は要注意です。そそっかしい人は素直に電話予約で、この辺の責任を旅行代理店に押し付けられるようにしておきましょう(笑)。

・予算、掛かりすぎ?
⇒予算に関しちゃ、最近悪い意味で話題になってた以下のツアーとそんなに変わりないです。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1262508.html
 どっちが有益かはともかく、時間と移動距離に関してはこっちの勝ち(苦笑)。「無駄使い」じゃないと納得させてくれた意味でAKB48には感謝です(笑)。

 ……というか、同じ日程で「西欧往復+ユーレイルパス」でユーレイルパス圏の国めぐりしたら、やはり同じくらいの予算が掛かるような気がしてます(ロシアが高いといっても、飽くまで「割高」なだけ)。
 敢えて中国1国だったらどれだけ安く済むかは考えないことにしておきます。

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 というわけで、先週は本気で疲れた一週間だったのでした(しなくてもいい苦労も随分してますけど。冷静に考えると……)
 この辺を纏めてパッケージして手配旅行という形にしてくれる旅行代理店という商売の値打ちが今更ながら分かったような。
 でも、個人手配の楽しさと充足感、あと最低限に抑えられる手数料知ってしまうと、多分「戻れ」ないんでしょうね。鉄道模型で云うなら、完成品で満足できないように……。
(フルスクラッチで鉄道模型作る人は、例えて言うなら沢木耕太郎クラスでしょうかね)

 しかし、ここまで書くと既に行って帰ってきたみたいな気分(苦笑)。
 言い換えれば準備だけで本番並みに楽しめた、ともいえますけど。
 本番はもっと楽しいはずです。ええ。
 
posted by 西方快車 at 19:05| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はじめに

 西方快車、というのは北京⇔モスクワ間の国際列車K3/K4次に勝手に与えた「愛称」。
 東洋への憧れ乗せた欧州の列車が東方快車(オリエントエクスプレス)ならば、欧州目指す東洋の列車が「西方快車」を名乗っても間違いありますまい?(注1)

 列車の「格」は如何なものかと?
 往年……1970年代末廃止直前の東方快車(注2)にも、豪華な而して時代遅れだったワゴンリがぶら下がっていたのと同様、21世紀の西方快車ことK3/K4次にも、やはり豪華で時代遅れな高級軟臥(高包)RW19がぶら下がっています(編成中ほどに連結ですが細かいことは気にしない)。
 末期のオリエント急行が出稼ぎ列車だったとはよく言われる話ですけど、K3/K4次もまた担ぎ屋列車(注3)。あらゆる国籍に等級を呑みこんだ、という点では共通性あるのではないかしらん。元来の高級な用務客には無縁になってしまったことも含め。
 更に共通するのは、国境越えの面倒くささ(注4)。オリエント急行が越えてた国境の数は知るところではありませんが、それに劣るK3/K4次も異軌間の直通のため「台車交換」という魅せ場があります。

 そんなわけで。
 2009年5月26日〜6月7日までの間の、西方快車K3次乗車記を中心とし、中国・ロシアの鉄道旅行(シベリア鉄道)について記していこうと思います。
 気が向けば以前や以後の旅行、あと国内の鉄道旅行についても触れることができればと。

 しかし……。
 このブログの紋様。月がモンゴルのにも、ロシアのにも似ていません(当たり前じゃ)。和柄が好きなので選んでみましたが、ちょっとミスマッチ。モスクワで見る漢字のサボも十分ミスマッチでしたけど。

◆◇◆◇◆◇◆



(注1)ちなみに同じ北京⇔モスクワを経由地変えて走るK19/20次はロシア持ち、即ち、東洋目指す欧州の列車ともいえます。愛称も公式に「ボストーク号(東方号)」ですし。

(注2)1970年代末の、ワゴンリ寝台車が外される寸前の「オリエント急行」を想定しています。同じ名を騙る過剰演出過剰豪華なベネツィア行クルーズ列車は想定外(手が届かないから僻んでるんですよ。正直なところ)。ちなみに今も走っているパリ⇔ウィーンのENの方は機会あれば乗ってみたいところ。良い意味で普通の列車のようですし。

(注3)2009年現在では殆ど見かけませんでした。中国〜モンゴル〜ロシアの間の商売は旨みがなくなったのでしょうか?

(注4)しかし「最強のパスポート」を携えた旅行者にとっては、それもまた旅のエッセンスに過ぎず、と。
posted by 西方快車 at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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