2009年06月11日

【準備篇】いよいよ出発ですが……前日に驚きの事実が!


以下、5月25日(出発前日)付、別ブログへの投稿を転載。


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 北京⇔モスクワ間の国際列車3/4次に関する情報集めは主に中国鉄道趣味系のサイト・ブログから行っていました。「中国 国際列車」みたいな感じでググる、と。
 当然ですが、情報量は少なめです。中国発着の国際列車はシベリア鉄道とか、「ロシア号」ほどの知名度はありませんから。

 ですが、たまたま「シベリア鉄道 食堂車」のようなもう少し一般的な用語で検索してみると3/4次に関しても旅行記などそこそこ出てくるものです。しかも今まで見たことなかった日本人によるモスクワ→北京の4次のレポートまで。どうやら世間の認識としては国際列車3/4次は「シベリア鉄道の北京行版」ということなんでしょうか。

 それでもって、呆れることに出発前日になって判明した事実が多々……。

・ボロいという噂のあったロシア持ちの食堂車(3〜6日目に連結)は、或る時期からかなりおしゃれな車になっている模様。
 メニューにあんまり選択の余地がないままなのはソ連時代のままのようですが、元々外食に関しちゃ優柔不断でメニュー選ぶの苦手な上、ロシア語のメニュー読めないので、選択の余地はあんまりないほうが楽でしょう……たぶん。あと、高い高いといわれる価格ですが、日本円換算で北斗星パブタイム位かなという認識をしました。それなら1日1度なら通えるってもの。味は食べてみなけりゃわかんないですね。
・モンゴルの食堂車(2日目連結)は、水戸岡氏が逃げ出すほどにウッディーで派手派手な素敵なインテリア。ちなみにモンゴル国内では食堂車だけではなく、駅構内でも米ドルが使えるらしいと。
・RW19高包車の洗面所(個室2室で共用)は、実はシャワーとしても使える! これは大きいですよ。風呂なしで6日過ごすこと覚悟してましたので。まぁ過大な期待は禁物ですが。
・ロシアの食糧調達事情(駅ホームの出店・売店)は実はかなり良好らしい。ちなみにピロシキ大好き♪ 韓国製カップ麺も嫌いじゃない。それにソーセージや魚の燻製も旨いらしい……これは寧ろ楽しみです。ウォッカも車内で購入できると。

 というわけで、全部よい意味の判明事項というオチ。
 まぁ現場で「あれ?」ってこともあるとは思いますけど、それもスパイスってことで致命的でない限りは。
posted by 西方快車 at 19:26| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】北京〜モスクワ間 国際列車3/4次について

以下、5月23日付、別ブログへの投稿を転載。

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http://rw19.net/index.html
 「北京−モスクワ国際連絡 第3/4列車」

 上記サイトを見て以来、国際列車3/4次へは憧れっぱなしでした。確か2007年頃だったと思います。
 6日間乗りっぱなしであるということ。重厚なインテリアでとても1995年製とは思えぬ中国もちのRW19寝台車。そして乗車距離や所要時間に関わらず割安な?運賃……今はそれなりに高くなってしまいましたが、それでも距離と設備からすれば何とか手が出る水準です。観光用オリエント急行(VSOE)のふざけた料金は論外としても、日本国内やアメリカ国内、或いはロシア国内よりも割安なんですから。
 
 そう、この北京⇔モスクワ間列車にはワゴンリ寝台車末期のオリエント急行(パリ⇔イスタンブール)にも通じるものを感じたのです。豪華な特別列車でもなんでもない唯の急行列車であり、多数の2等車にぶら下がる豪華な?ワゴンリ寝台車も「1等運賃(東側は安かった筈)+寝台料金」のみで利用できた、あのよき時代(1960-1970年代?)の。
 時代に取り残された小汚い古びた、されど豪華な客車。
 映し鏡のごとく、洋の東西が逆転しますけど、どこか共通する魅力は感じられるのですね。
(もちろんサービスとかに過大な期待しちゃいけない、ということも含めて。でも不便とか不都合こそエキゾチズムでもありますが。許容範囲はありますけどね)

 さて。
 今回は「たまたま、やや不本意にして」時間ができたことで、憧れに挑んでみることができた由。この列車ならこの車に乗らなきゃ意味がない?中国版ワゴンリLX20?なRW19の切符(軟臥高包)も確保できました。
 幸いにも季節は初夏。高緯度な沿線ですから、景色眺められる時間も長いことでしょう。
 何もかもが、楽しみです。
posted by 西方快車 at 19:12| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】アキハバラ買出し紀行

以下、5月23日付、別ブログへの投稿を転載。

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 木曜日、代理申請頼んでたロシアビザの引取り(どんぐりツアー殿)とモンゴルビザの申請(モンゴル大使館直接)。文字通り走り回る。
 乗車する客車(RW19)の個室内コンセントがCタイプ220Vという情報を得。Cタイプアダプタを調達。
(ハズレで違うタイプだったら、最悪な事態に……)

 金曜日、ロシアの国内鉄道切符をオンライン予約しようとして、何箇所の関所を越えるも最後の決済(VISA……「西側」のシステムでしょ!)でエラー。3時間以上悪戦苦闘しても駄目。最悪現地購入……キリル文字での筆談しなきゃいけないのか……(発音はもっと自信ないから)。

 土曜日、旅行関係の秋葉買出し紀行。
 ・予備のデジカメ
  (普段のデジ一眼と違って、少しは隠匿性の高いやつ手軽に撮影できるもの)。
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/s520/features01.htm
  ニコンS520.中古¥11800也。バッテリ劣化してないこと祈るのみ。SDカード2GB。

 ・酒
  (せっかくなので、普段呑みより少し高いやつ)。
  http://kakaku.com/food_drink/ss_0016_0026/0005/0005/S0000029897/
  アキデバセレクト館にて、上記サイトより¥100安く購入。
  (白酒やウオトカも大好きだけど、車内で入手できないリスクも高いので)

 ・車内用の「少し痛め」のマグカップ
  (中国やロシアの客車ではお湯が貰えるので、マイカップは必携)。
  迷った挙句、以下がアニメイト秋葉原店で何故か売れ残って奇跡的に在庫してたので購入。
  http://www.littlewitch.jp/news/c69/c69sp.htm
  上記ページの一番下のやつ。云われなきゃ版権元分かんないよな???
  ちなみに購入は2個目(笑)。新規に買ってきたのは保存用に。

 ついでに、先の課題。
 北京着が21時過ぎ。市内着は23時。しかし翌朝は7時には出る必要がある。食糧の買出しが大変に不安。北京駅の売店事情が気になる。最悪日本から持ち込みか?
 あと、北京の宿に到着が遅くなることを英文か中文のメールで伝えないと。

 北京→モスクワ間の運賃が現地で人民元払い。それなりの金額なので切符引渡しの火曜日地点まで円高(ドル安=人民元安)が続くことを祈るのみ。
posted by 西方快車 at 19:09| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【準備篇】準備だけで一苦労。北京発シベリア経由モスクワ行

 以下、5月18日付、別ブログへの投稿を転載。

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 以下の話を伝えやすくするため、先に行程出しときます。
 成田発、空路で北京。北京で1泊。
 北京発毎週水曜7:35発のモスクワ行き国際列車3次に乗る。5泊6日。
 モスクワで1泊。流石にまともにホテル泊まりたいですから。
 モスクワ⇔サンクトペテルブルグを夜行列車で往復。
 モスクワ⇒北京の帰りは流石に飛行機で。
 北京で1泊か2泊して、帰国。


 旅行慣れしてる人から見ればそんなに突飛なルート・行程ではないはずなんですが、障害は幾つもありました……。

・北京発モスクワ行きの切符を確保する。週に1便。しかも乗りたい特等寝台(高包)は定員18名が2両で先着36名分しかない。
⇒上海の旅行代理店(日本人経営)に手数料払って購入してもらいました(後から調べたら、北京にも日本人経営の旅行代理店があり、そっちの方が手数料安かったというオチ……こればかりは調べなかった自分が悪いですし、まぁ取れたから良しとしましょう)

・ロシアのビザを取る。なんだかんだでソ連時代とそんなに変わらず、個人旅行でのビザは取りにくいまま。事前に宿泊先とか日程とか全て決めて専門の旅行代理店に依頼する必要がある。
⇒何とか解決(ロシアビザでググれば…)。国内で日本語で解決したのは助かりました。

・通過するモンゴルのビザを取る。こっちは申告だけで取れるんで楽勝……のはず。
⇒ビザを取るためにはパスポートを預けなきゃいけません。これがモンゴル1国とかロシア1国とかだと問題にはならないんですが、2国が絡むと異様に面倒。パスポートを預ける期間も含めてスケジューリングという面倒になるわけで。
 ロシアもモンゴルも観光短期ノンビザにしやがれ! とまで云いませんけど、せめて即時発行ディフォルトにしてほしいもの。
(これ思うと、2003年から観光2週間ノンビザになった中国って凄くふつーの国です)
 ちなみにロシアのビザ出るのが水曜日で、木曜日にモンゴルビザの申請に行って仕上がるのが出発前日の月曜日(緊急扱)。流石にモンゴル大使館領事部にそのスケジュールで大丈夫かどうかの確認までしました。
 というわけで、まだ作業は残ってます……。

・モスクワのホテルを取る。モスクワはホテル不足が慢性的で、平均的に高い! (多分)東京より高い!! 高いとこか、ユース系しかない。
⇒思い切って、高いとこで思いっきりネット予約で割安になってるところを探しました。中国から特等寝台で入るのに安宿は悲しいですし。夜行5泊の後にドミトリーは論外……。
 結果、市内中心部のクラシック系(好きなんですよ。古い宿は)五ツ星ホテルを「納得いく価格(税サ込¥24300)」で予約することに成功したのでした。まぁ、そこに辿り着くまでにホテル予約系サイト5つ位ハシゴしましたけど。同じホテルでも2倍位するサイトもあったりで笑えました。
 ちなみに宿代は既にカードで払ったので、夜行5泊後のムサい姿でも拒否はされないはず……。

・モスクワ⇒北京の帰りの「片道」航空券を確保する。概ね片道航空券は割高(往復より高いのが相場)。しかもモスクワ発を日本で発券するなんて。現地で発券…も情報ないのでリスク高すぎ。ちなみに北京経由モスクワ行の中国国際航空のPEX¥45000で、北京→モスクワの途中破棄はあっさり駄目と言われましたよ、ええ。
 あと、モスクワ→北京の見積もりだしたら、正規で¥140000ほど掛かるという凄い返事が(要は行くなってこと?)。
⇒航空会社が直に売ってるチケットは高いのが相場。ですが、駄目元で中国国際航空のサイトでモスクワ→北京の片道運賃(もちろんY)を検索掛けてみました。
 ¥37,700.00
 一瞬見間違いかと思いましたが、377万円の訳はないので(ファーストクラス貸切?)、37700円で間違いないんでしょう。空かさず予約。しかし、eチケットが手許に来るまで信じられませんでした。
 取り合えず、助かりました。ここが高くつくと旅行そのものを断念しかねなかったので。

 ちなみに件のサイトで日本乗り入れ便の運賃検索すると、いわゆる正規運賃の凄い数字が出てきます。モスクワ⇔北京間とかは「中国人料金」なのかもしれません多分。

・モスクワ⇔サンクトペテルブルグのの鉄道乗車券を確保する。英語のサイトで時刻の検索はできましたが、運賃・料金の検索が出来ず難儀……。幾らか分からないと動きようがないので。
⇒2chのロシア旅行スレッドでその辺愚痴ったら、なんとロシア国鉄の公式サイトで運賃料金の検索だけではなく、予約まで出来るところを教えてくれる方がおりました(大感謝)。しかし、ロシア語のみ。翻訳サイト辞書サイトの力を借り、何とか検索できるところまでこぎつけました。まぁコレくらい出来ないと現地で動くのはもっと困難ですから、日本で予習出来て万々歳でしょうか。
 こうなりゃ、カード決済まで頑張るしかないですね。
 ちなみにモスクワ⇔サンクトペテルブルグ間は夜行列車が「カシオペア」「トワイラ」相当の豪華列車から、「ながら」相当の貧乏列車(但し、全3等寝台。片道のお値段は18切符1枚分相当)まで片道10本以上あるという夜行銀座。或る意味鉄道特異点。

・北京のホテルを予約する。いや、これは元来難易度低いんですけど……(そもそも中国は安い。あと供給過剰)。
⇒最初の1泊目は、とにかく北京駅に近いことを必須条件で選びました。7:35発に間に合うこと考えるとシビアにならざるを得ません。幸いにも北京駅裏手で安いところ(¥2900)がすぐ出てきたので迷うことなくそこに。
 問題は、モスクワから戻ってきてからの泊まり場所。供給過剰(オリンピックで調子に乗りすぎ?)だと、却って選択の幅が広くて困るんですよ。
 最近は四合院という明清の頃の邸宅を改装しホテルにする商売が流行ってるみたいなので、面白そうなのでその手の宿から何とか2泊2箇所を選び抜きました。四合院ホテルもピンキリ(5ツ星からユースまで)で、それだけなら兎も角、料金に見合った質もピンキリのようなので、選択は慎重にならざるを得ません。ハズレでないこと祈るのみ。
 ちなみにTRPG系の女友達に「昔の中国のお屋敷に泊まるんだよ。十二国記とかふしぎ遊戯とか彩雲国とかの雰囲気なんだよ!」とか自慢したところ、「何か出そうで怖い、自分は絶対イヤ」とか返されました(苦笑)。

・成田⇔北京の航空券を取る。これも難易度は低い筈……。低いはずでしたが、モンゴルビザの発給日から規定される出発日の5月26日(火)に限って「どこも満席」といわれる理不尽!
⇒北京便は火曜日は本数少ないので他の曜日に比べて取りにくいとあとで知りました。ちなみに取れないのは最低運賃(往復2万円とか)狙いだったからで、少し高い(往復3万強。但し燃油とか空港税込)ので妥協すると取れるという理不尽。でも、激安の2万円とかのチケットは燃油とか空港税別なので、冷静に考えると誤差レベルなんですよね……。
 ちなみに、一度オンラインで予約したチケットで名前の入力ミスり、危うく搭乗・出国できないところでした。某HISの悪口云う人多いですけど、このレベルの指摘とフォローはしてくれることには取り合えず感謝。いや、一度取り消しての再予約だったんで、マジでドキドキものだったんですけどねぇ。
 勿論、悪の根源はこの程度の事で柔軟な対応できない法務省のバカ役人どものせいなのは云うまでもありません。一文字のスペル間違えた位でグタグタいうなよ税金ドロボウどもが!

 そんなわけで、手軽なオンライン予約は要注意です。そそっかしい人は素直に電話予約で、この辺の責任を旅行代理店に押し付けられるようにしておきましょう(笑)。

・予算、掛かりすぎ?
⇒予算に関しちゃ、最近悪い意味で話題になってた以下のツアーとそんなに変わりないです。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1262508.html
 どっちが有益かはともかく、時間と移動距離に関してはこっちの勝ち(苦笑)。「無駄使い」じゃないと納得させてくれた意味でAKB48には感謝です(笑)。

 ……というか、同じ日程で「西欧往復+ユーレイルパス」でユーレイルパス圏の国めぐりしたら、やはり同じくらいの予算が掛かるような気がしてます(ロシアが高いといっても、飽くまで「割高」なだけ)。
 敢えて中国1国だったらどれだけ安く済むかは考えないことにしておきます。

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 というわけで、先週は本気で疲れた一週間だったのでした(しなくてもいい苦労も随分してますけど。冷静に考えると……)
 この辺を纏めてパッケージして手配旅行という形にしてくれる旅行代理店という商売の値打ちが今更ながら分かったような。
 でも、個人手配の楽しさと充足感、あと最低限に抑えられる手数料知ってしまうと、多分「戻れ」ないんでしょうね。鉄道模型で云うなら、完成品で満足できないように……。
(フルスクラッチで鉄道模型作る人は、例えて言うなら沢木耕太郎クラスでしょうかね)

 しかし、ここまで書くと既に行って帰ってきたみたいな気分(苦笑)。
 言い換えれば準備だけで本番並みに楽しめた、ともいえますけど。
 本番はもっと楽しいはずです。ええ。
 
posted by 西方快車 at 19:05| Comment(0) | 2009北京→モスクワ準備篇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はじめに

 西方快車、というのは北京⇔モスクワ間の国際列車K3/K4次に勝手に与えた「愛称」。
 東洋への憧れ乗せた欧州の列車が東方快車(オリエントエクスプレス)ならば、欧州目指す東洋の列車が「西方快車」を名乗っても間違いありますまい?(注1)

 列車の「格」は如何なものかと?
 往年……1970年代末廃止直前の東方快車(注2)にも、豪華な而して時代遅れだったワゴンリがぶら下がっていたのと同様、21世紀の西方快車ことK3/K4次にも、やはり豪華で時代遅れな高級軟臥(高包)RW19がぶら下がっています(編成中ほどに連結ですが細かいことは気にしない)。
 末期のオリエント急行が出稼ぎ列車だったとはよく言われる話ですけど、K3/K4次もまた担ぎ屋列車(注3)。あらゆる国籍に等級を呑みこんだ、という点では共通性あるのではないかしらん。元来の高級な用務客には無縁になってしまったことも含め。
 更に共通するのは、国境越えの面倒くささ(注4)。オリエント急行が越えてた国境の数は知るところではありませんが、それに劣るK3/K4次も異軌間の直通のため「台車交換」という魅せ場があります。

 そんなわけで。
 2009年5月26日〜6月7日までの間の、西方快車K3次乗車記を中心とし、中国・ロシアの鉄道旅行(シベリア鉄道)について記していこうと思います。
 気が向けば以前や以後の旅行、あと国内の鉄道旅行についても触れることができればと。

 しかし……。
 このブログの紋様。月がモンゴルのにも、ロシアのにも似ていません(当たり前じゃ)。和柄が好きなので選んでみましたが、ちょっとミスマッチ。モスクワで見る漢字のサボも十分ミスマッチでしたけど。

◆◇◆◇◆◇◆



(注1)ちなみに同じ北京⇔モスクワを経由地変えて走るK19/20次はロシア持ち、即ち、東洋目指す欧州の列車ともいえます。愛称も公式に「ボストーク号(東方号)」ですし。

(注2)1970年代末の、ワゴンリ寝台車が外される寸前の「オリエント急行」を想定しています。同じ名を騙る過剰演出過剰豪華なベネツィア行クルーズ列車は想定外(手が届かないから僻んでるんですよ。正直なところ)。ちなみに今も走っているパリ⇔ウィーンのENの方は機会あれば乗ってみたいところ。良い意味で普通の列車のようですし。

(注3)2009年現在では殆ど見かけませんでした。中国〜モンゴル〜ロシアの間の商売は旨みがなくなったのでしょうか?

(注4)しかし「最強のパスポート」を携えた旅行者にとっては、それもまた旅のエッセンスに過ぎず、と。
posted by 西方快車 at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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