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http://rw19.net/index.html
「北京−モスクワ国際連絡 第3/4列車」
上記サイトを見て以来、国際列車3/4次へは憧れっぱなしでした。確か2007年頃だったと思います。
6日間乗りっぱなしであるということ。重厚なインテリアでとても1995年製とは思えぬ中国もちのRW19寝台車。そして乗車距離や所要時間に関わらず割安な?運賃……今はそれなりに高くなってしまいましたが、それでも距離と設備からすれば何とか手が出る水準です。観光用オリエント急行(VSOE)のふざけた料金は論外としても、日本国内やアメリカ国内、或いはロシア国内よりも割安なんですから。
そう、この北京⇔モスクワ間列車にはワゴンリ寝台車末期のオリエント急行(パリ⇔イスタンブール)にも通じるものを感じたのです。豪華な特別列車でもなんでもない唯の急行列車であり、多数の2等車にぶら下がる豪華な?ワゴンリ寝台車も「1等運賃(東側は安かった筈)+寝台料金」のみで利用できた、あのよき時代(1960-1970年代?)の。
時代に取り残された小汚い古びた、されど豪華な客車。
映し鏡のごとく、洋の東西が逆転しますけど、どこか共通する魅力は感じられるのですね。
(もちろんサービスとかに過大な期待しちゃいけない、ということも含めて。でも不便とか不都合こそエキゾチズムでもありますが。許容範囲はありますけどね)
さて。
今回は「たまたま、やや不本意にして」時間ができたことで、憧れに挑んでみることができた由。この列車ならこの車に乗らなきゃ意味がない?中国版ワゴンリLX20?なRW19の切符(軟臥高包)も確保できました。
幸いにも季節は初夏。高緯度な沿線ですから、景色眺められる時間も長いことでしょう。
何もかもが、楽しみです。